木を版材に用いて、凸版技法で制作する版画技法。一般的な木材の板を版とする板目木版と、堅い材木の断面を版とする木口木版がある。日本では奈良時代に唐から伝来し、江戸時代には浮世絵の登場とともに急速な発達を遂げた。